さぁ、薬を飲ませます!!
お薬を飲ませる。チーズの中に埋めこんだり、ミルクや餌に混ぜ込んだり。いろいろな方法を試してみた方も多いと思いますが、全く口にしてくれなかったり、食べ残したり、なかなか思うように飲んでくれません。
せっかくのお薬も、飲んでくれないのでは全く役に立ちません。
「嫌がるから飲ませない」ではなくて嫌がる前に飲ませてしまいましょう。
あまり、押さえつけてはいけません。自然な感じで下あごをそっと持ち上げ、さっと口に中にお薬を入れます。
お薬を飲ませる時の注意点
- お薬は舌の上にのせてあげましょう。
慣れるまでは誰かに手足を持った状態で縦抱きにしてもらい、ふたり一組でのませるのもいい方法です。
右手に「お薬」、左手で上顎と下あごを開け、舌の上にざっとお薬をのせます。
せっかく舌にのせたお薬が口の外にこぼれ出してしまわないよう、お薬が口の中に入った後も嫌がらない程度にしばらく顔は上向き加減にしてあげましょう。
また活性炭には味がありません
使い捨てのシリンジ(針なしプラスチック注射器2~5mlくらいが使いやすい)が市販されています。または獣医さんに申し出て譲ってもらいましょう。ない場合は力加減が少し難しいですがスポイトなどを試されるのもいいかもしれません
- お薬をウイダーゼリーのようなものに混ぜ込む
- 奥歯の間から横向きに少量づつ入れてやることをお勧めします。
(のどの方向にまっすぐ押し込むのはNG)
◎重要なこと
お薬は継続的に与え続けなければいけないので、お互い一番楽な方法を見つけ、猫ちゃんにもストレスを感じないよう、与えていけるといいなぁと思います。
腎臓病の猫にとって活性炭の摂取はかなり重要であり、とても効果的です。調子のいい時にも悪いときにも与え続けてあげることが、重篤な状態になることを防ぐ一番のポイントです。