お薬と、BUNと、それから薬の効果について

腎臓病と診断されて、処方されるお薬
それが「活性炭」のお薬です。


体調管理のため非常に有益な方法は
毎日飲むこと、飲ませること

<活性炭の働き>

  • 腸壁に活性炭の粒子が張り付いて
  • 腸管の中を出たり入ったりする老廃物を吸着し
  • 便と一緒に排出される
  • なので血液中の尿酸値やBUN値がさがる


忘れていけないのは
活性炭は毒素だけでなく、その他いろいろな有機物も吸着するという事です
体力の維持を考えると
カルシュウムやタンパク質も与えながら
お薬を続けていくこと 

とはいえ
お薬を飲ませるって大変なこと
これが一番大変です

WETなえさに混ぜてもなかなか食べてくれず
残し手作りしまったり、また、活性炭のようなお薬は液体に解けません。

腎臓病猫用の特別食をあたえたり
でもまずいのか
今度はそれ自体を食べなかったり...
他のものをやらなければ、いつか食べるようになるだろうなんて
でも、食べないと、心配なことはもっともっとたくさん起こります。

できるだけ喜ぶものを食べさせて
できるだけお薬を食べさせる
それが一番猫ちゃんにも、飼い主にも
ストレスレスで安上がりな方法のように思います。

重篤な状態の猫はともかく
元気な猫ちゃんに薬を飲ませるのは大変です。
  • けいれんの発作が起こったり
  • 食欲がなくなって脱水症へすすみ、
  • 重篤な状態に陥ったり 
とりあえず「腎臓病」の場合は「活性炭のお薬」を気長に続けて与えてあげること、
うまく飲むように(飲ませられるように)なってくれれば、大きな効果が期待できと思います。

活性炭は、苦くはありません。
猫には、口の中に入ったものを吐き出す習性がないようです。

頑張ってチャレンジしてあげてみてましょう、猫ちゃんのために、何度でも


  そして
  • 「愛情」
これが24歳で行方不明になるまで、
慢性ネコ腎臓病と一緒に生きた
うちのねこちゃんを結果的に、大きく支えていたと思います。

薬の飲ませ方 動画

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